1904（明治37）年の創業。地名の「西條」と、めでたい「鶴」を合わせ「西條鶴」と命名されました。江戸時代天保年間に掘られた井戸水と地元産米を用い、広島杜氏伝統の技で、小さな蔵ならではのこだわりの地酒を醸しています。
黒格子の美しい蔵は明治後期の建物で、今では珍しい木造３階建て。ステンドグラスの扉を開けると、中はレトロモダンな明治の応接間風の直売所になっており、モンドセレクション連続金賞受賞酒「神髄」、蔵限定酒、吟醸酒入りのジェラートなどを販売しています。
創業時より使い続ける蔵や主屋は当時の酒造業の姿を今日まで伝え、2016（平成28）年に国の登録有形文化財に指定。蔵を抜ける通路の壁面には、伝統の酒造りを伝えるパネルが展示されています。

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