1880（明治13）年、創業。「賀茂の露」「鬼酔」「桜吹雪」などの銘柄のうち、「桜吹雪」をメインブランドとして酒造りを続けてきました。2003年には、5代目当主の金光秀起さんが手造りで個性ある酒に立ち戻すため、自動設備の使用をやめ、社員蔵人による製造を再び開始。自らの名前を冠した「賀茂金秀（きんしゅう）」の開発に取り組み、2009（平成21）年に全国新酒鑑評会で金賞を初受賞。以降、多くの品評会で受賞を重ねています。
2020（令和2 ）年には、黒瀬の地で重ねてきた歴史を物語る仕込み蔵や煙突などが、国の登録有形文化財に登録されました。敷地内には蔵の内部をイメージした直売所を設け、代表銘柄の「賀茂金秀」「桜吹雪」のほか、レモンやイチゴのリキュールなどを販売しています。

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