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福成寺ふくじょうじ
しゃくなげに彩られる古刹 推定樹齢数百年の夫婦杉も

西条盆地を眼下に望む標高約500mの山頂近くに建つ奈良時代の開基と伝えられる寺院です。平安時代末期には源氏と平氏との戦いの舞台にもなったとされます。
15世紀に造られた本堂内の厨子と須弥壇は、国の重要文化財に指定されており、大規模で彩色豊かなものです。鏡山城を築造した山口の大内氏が寄進したと考えられ、この他に後醍醐天皇や毛利輝元などの書状なども伝わっています。
境内には高さ約40m、樹齢数百年と推定される夫婦杉をはじめ、トチノキ、モッコクなどの巨樹が存在し、県の天然記念物に指定されています。その他、約60種類・1,400本のしゃくなげも植樹されており、4月下旬から5月上旬には、様々な色のシャクナゲが咲きそろい、有料の記念植樹も行われています。また、近くには広島大学東広島天文台と広場が整備されています。

※写真提供:東広島市教育委員会

■ カテゴリ ■

  • 歴史・文化・史跡

■ エリア ■

  • 中央部エリア

■ 基本情報 ■

住所 東広島市西条町下三永3641
電話番号 082-426-0523
アクセス 西条ICから車で約30分
下三永福本ICから車で約15分
駐車場 あり

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