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祝詞山八幡神社のりとやまはちまんじんじゃ
境内に万葉集の歌碑が立つ 風早地区の氏神神社

859(貞観元)年、大分県の宇佐八幡宮から勧請された行教和尚を乗せた船が石清水八幡神宮に向かう途中、風早の浦に停泊したことから、この地に八幡神社が創建されたと伝わります。
境内には、736(天平8)年、阿部継麻呂を大使として派遣された遣新羅使の一人が、風早の浦で詠んだ歌(万葉集)の歌碑と陶壁が立っています。
「わが故に 妹嘆くらし 風早の 浦の沖辺に 霧たなびけり(巻15-3615)」
「沖つ風 いたく吹きせば 我妹子が 嘆きの霧に 飽かましものを(巻15-3616)」
風早の沖に霧がたちこめているのを見て、嘆き悲しんでいる妻を思って詠んだ歌2首です。
10月第3土・日曜日の例大祭で行われる神賑(しんしん)行列は、東広島市無形民俗文化財。総勢100人を超える行列が総代の家を出発し、途中で鳥毛・熊毛の毛槍を持つやっこが、毛槍を振ったり投げ合ったりする「奴振り(やっこぶり)」を行います。神社に到着し、社殿を三度回った後、神輿を先頭に御旅所へ向かいます。そこで祭典を行い、再び行列をつくり、やっこ振りを披露しながら神社へ戻り、神輿を社殿へ還します。

■ カテゴリ ■

  • 歴史・文化・史跡

■ エリア ■

  • 南部エリア

■ 基本情報 ■

住所 東広島市安芸津町風早354
電話番号 0846-45-2239
アクセス 安芸津駅から車で約10分
下三永福本ICから車で約30分
駐車場 あり 
関連リンク https://www.noritoyama.com

■ MAP ■

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