竹林寺ちくりんじ
篁山(たかむらやま)に佇む 国指定重要文化財の本堂
標高535mの篁山(たかむらやま)の山頂付近にある寺院で、縁起によると730(天平2)年に行基によって建立され、2030年には開創1300年を迎えます。小野篁生誕の地、弘法大師御登山の地とも伝わります。
本堂は国の重要文化財に指定されており、1511(永正8)年に再建されました。また、木造地蔵菩薩半跏像(もくぞうじぞうぼさつはんかぞう)や護摩(ごま)堂・十王堂、縁起絵巻など数多くの県・市指定重要文化財が残されています。
篁山の展望所としても親しまれる鐘楼(しょうろう)堂からは、河内を一望する景色が広がり、寺の周囲は竹林寺用倉山県立自然公園に指定。境内は竹林に囲まれ、春は山ツツジや桜、夏はアジサイやハス、秋は銀杏・紅葉などの樹木が訪れる人の目を楽しませてくれます。
旧暦1月18日は祈祷(きとう)護摩供養が、新暦の5月8日には華まつりが開かれます。
※写真提供:東広島市教育委員会
■ 基本情報 ■
住所 |
東広島市河内町入野3103 |
電話番号 |
082-437-1171 |
アクセス |
河内ICから車で約20分 |
駐車場 |
あり(竹林寺手前の展望台) |