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並滝寺なみたきじ
茅葺き唐様の本堂をはじめとする 18~19世紀の貴重な寺院建築

奈良時代に行基によって開基されたと伝えられる寺院。その後、火災に見舞われるなど、戦国時代末期に衰退しましたが、浅野氏の時代に復興。1757(宝暦7)年に台風の被害にあったのを機に、本堂、山門、仁王門などが18~19世紀に順次再建されました。現在の本堂は1771(明和8)年に再建された、唐様(からよう)を主体とした意匠的にも優れたものです。本堂と楼門は茅葺(かやぶ)き屋根になっています。また大きな庫裏(くり)の中の唐絵涅槃像(からえねはんぞう)、木造延命地蔵菩薩半跏像(もくぞうえんめいじぞうぼさつはんかぞう)は東広島市の重要有形文化財。並滝寺周辺の森には、シキミツバキ、アラカシ、シラカシ、スダジイ等の良好な樹林が成長しており、貴重な樹林となっています。


※写真提供:東広島市教育委員会

■ カテゴリ ■

  • 歴史・文化・史跡

■ エリア ■

  • 中央部エリア

■ 基本情報 ■

住所 東広島市志和町志和東3439
電話番号 082-433-2160
アクセス 志和ICから車で約15分
駐車場 あり
関連リンク http://namitaki.web.fc2.com

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